アルゼンチン南部、パタゴニア。

人里から離れた牧場で、死亡した5頭の馬が発見された。

それだけなら、厳しい自然の中では珍しくない出来事なのかもしれない。

しかし、馬たちの姿には不可解な点があった。

舌、目、耳…身体の一部が失われていたのだ。

さらに、この出来事が知られるようになると近隣住民から

「夜空に奇妙な光が現れた」と奇妙な目撃情報が寄せられるようになったのだ。

実際に暗い夜空を移動する2つの光が撮影されている。

5頭の馬に一体何が起きたのだろうか。

牧場で発見された5頭の馬

事件が起きたのは、アルゼンチン南部チュブ州の町、リオ・マヨ(Río Mayo)近郊。

町から約6km離れた牧場で、所有者のフランシスコ・キロドラン氏が異変に気づいた。

死亡していたのは、雄の馬2頭と雌馬3頭。合計5頭だった。

しかし、所有者を驚かせたのはその数ではない。

馬たちの身体から、舌や目、耳、顎、首周辺などの組織が失われていたという。

キロドラン氏は幼い頃から牧場で育ち、父親や祖父、曽祖父も農村で暮らしてきたという。

つまり、動物の死骸を見ること自体が珍しい人物ではない。

しかし、今回については、「これまで見たことがない状態だった」と現地メディアに語っている。

周囲の牧場関係者にも写真を見せたものの、何が起きたのか説明できなかったという。

特に奇妙だったのが舌の状態だった。

その切断面について、所有者はまるで「レーザー」で切ったかのように見えたと表現している。

★実際の馬の写真★

https://www.instagram.com/p/Dct9fhGkkVk/?img_index=3&igsi=YWdsM2F1bXdvNGJy

※インスタグラムへ飛びます。モザイク処理はされていますが、実際に発見された馬の遺体写真が含まれます。
一部、生々しい表現を含むため苦手な方はご注意ください。

なぜ野生動物に食べられていない?

さらに不可解だったというのが、死骸の周囲だった。

パタゴニアには死んだ動物を食べる野生動物も生息している。

通常なら、死骸が長時間放置されればこれらの動物が近づいてきても不思議ではない。

ところが所有者によれば、今回の馬には目立った食害が見られず、周囲にも明確な痕跡を見つけられなかったという。

強い腐敗臭も感じなかったそうだ。

では、馬たちの身体から失われた部分は一体どこへ消えたのだろうか。

夜空に現れた2つの光

事件がさらに奇妙な方向へ向かったのは、その後だった。

馬の死が知られるようになると、この地域で奇妙な光を見たという話が出始めたのである。

近隣のアルデア・アペレグ(Aldea Apeleg)では、住民が夜空を撮影。

そこには、暗い空を移動する2つの発光体のようなものが映っていたという。

2つの光は夜空を移動した後、やがて見えなくなったと報じられている。

馬が発見される以前にも奇妙な目撃談?

さらに所有者のもとには、別の目撃情報も寄せられた。

事件が知られる以前にも周辺で奇妙な光を見たという話があったという。

その中には、「尾を引く皿のようなものを見た」という証言まであった。

撮影しようとすると消えてしまったとされているため、この目撃について映像の確認はできなかった。

UFOによるキャトルミューティレーションなのか?

都市伝説を好む読者であれば、知らない人はいないほど有名な都市伝説がある。

キャトルミューティレーションだ。

牛や馬などの家畜が死亡し、目や舌など特定の部位が失われた状態で発見されるという現象のことを指すが、1970年代のアメリカでは、多数の家畜が奇妙な状態で発見されたとして注目された。

※画像はイメージです

宇宙人が家畜を実験に利用しているのではないか?

何らかの秘密組織が生物実験をしているのでは?

と、さまざな不穏な噂が飛び交ったのだ。

件の5頭の馬も過去に語られてきた家畜切断事件とよく似ているが、今回は近隣で謎の光まで目撃されているため、人々がUFOとの関係を疑うのも納得がいく。

しかし、警察側はまったく別の可能性を示しているようだ。

警察が示した自然現象という説明

現場を確認した警察側が示したのは、死後に起きた自然な変化という可能性だった。

動物の遺体は乾燥すると皮膚が収縮し、傷口が非常に滑らかになる場合がある。

そのため、まるで刃物などで切断されたように見えることがあるという。

さらに、目や舌などの柔らかい部分は、小動物や鳥、昆虫などに食べられやすい。

つまり、何者かが切り取ったのではなく、死後の乾燥や食害によって奇妙な状態になった可能性があるというわけだ。

★警察の見解を述べた記事はこちら

もしそうなら、今回の出来事は超常現象でも宇宙人の仕業でもないことになる。

真相は闇の中だが、あの夜のパタゴニアで一体何が起きていたのだろうか。

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